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今、お盆です。 会社は13日~16日まで、お盆休みとし、ほとんどの会社もお休みですから、電話もかかってきません。 私は、一人、ドラフター(製図の道具)に向かい、ある住宅のプランを考えております。 お休みの空気が流れるのは、心地よく、優しいプランになりそうです。(おおらかな) 私達の設計する住宅は、条件的に厳しい事が多い。 窓を開けても、眺望は開けない、お隣はすぐ横に壁がある、土地は狭い、予算は限られている。 こういった条件のなか、どのように楽しみを見つけられるか、プランしながら考えます。 山の上の眺望の良い美術館の設計ではないのです。 しかしながら、私も同様な条件のなかで生活している訳ですから、アイデアはどんどん出てきます。 都市に住む性、とでもいいましょうか。都市型住宅でも快適性は求められる、と信じているからです。 今回のテーマは”余白”みたいなところに着目しています。 日本住宅にある、外でもない内でもない「縁側」のような空間、”淡いのゾーン”を必然性のない部分(用途を決めない)として、余らせようか、と考えているのです。 反対に考えると、何にでも使えるゾーン、しかしながら無駄のようにも思えるゾーン、あえて余らせる事で、心に大きな余裕を与えるような空間です。 全体には、広くない訳ですから、如何に余裕をもって感じられるか、ということになります。 チャレンジしてみます。 話は変わりますが、お盆は先祖を思い出す期間。 私のドラフター、古いと思いませんか? 私がサラリーマン(㈱ワコール宣伝部)にいるとき、初めてのボーナスで買ったものです。 その時代、コンピューターはおろか、ワープロすらない時代ですから、図面は必然的に手で描いていました。 消す時はケシゴムで消していました。 図面が苦手であった私は、少しでも早い時期に一人前のデザイナーになろうと、自宅にドラフターを買い、家でも図面やパースの練習をしていました。 そのドラフターで今でもプランしています。 もう30年近く愛用している訳です。 よく頑張ってくれたなあ。これからもよろしく! 先祖ではありませんが、同志に感謝です。 建築デザイナー 藤村 同志
by cn-japan
| 2009-08-14 10:52
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