CN-JAPAN Information
カテゴリ
以前の記事
2014年 12月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 01月 2011年 11月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2007年 07月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 01月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
昨日、2011.2.15 京都中小企業家同友会 南支部2月度例会 に参加してきました。 参加してきましたって、偉そうに、初めて参加させていただいたのです。 きっかけは、先日のラジオパーソナリティ”米さん”のお誘い。 ツイッターで本日…がありますけど、来ませんか? 何とか仕事を5時までにやりとげ、何とか間に合いました。 ふっと急に誘われたり、行こうかな?どうしようかな?と思った時は、神様が「いけぇ~」とおっしゃっている時が多いので、無理でなければ参加するようにしています。 でなければ、最初から、行く気もしないはずです。 で、間に合った会合 本日の企画 テーマ:日本的経営の源流「近江商人の三方よし経営に学ぶ」 講師:塚本喜左衛門 氏 塚喜商事㈱ツカキ・グループ 代表取締役社長(6代目) 「三方よし」については、以前、私もVTR「てんびんの詩」を観たことがあり、少々の知識はありました。 「三方よし」 ”売り手よし”…販売している方は利益が出て、自立できている。 ”買い手よし”…購入したお客様は、喜んで購入している。再度永続的にそこから買いたい。 ”世間よし”…社会貢献をし、地域もその会社があることを喜んでいる。 と、いうような、近江商人の経営理念です。 私より詳しい方も多いと思いますし、文献などにも詳しいものがあると思いますので、興味ある方は、本屋さんへGOです。 私は、「塚本家」の方が興味ありました。 6代目ですよ! 脈々と続く、近江商人イズムをどうして伝え教育していったんだろう? そんな思いで講演を聴きにいったのです。 ありました、ありました。商人教育システム。 塚本家では「家訓」となって伝え残っております。 1.家訓「積善の家に必ず余慶あり」…世間に良い行いをすれば、家にも喜びごとがありますよ。 2.長者三代の鑑(掛け軸)…実際見ないと伝えにくいですが、1代目が汗をかいて働き、2代目が遊興に高じると、3代目は乞食になる。ように見える絵です。 3.父のえんぴつ その鉛筆がこれです ↓ どうですか? こんなの見た事ないでしょ。 こんなに短い鉛筆をどうやって使っていたのか? 何で保管してあるのか? 色々な理由は、あるのでしょうが、私が感じたのは、塚本喜左衛門さんが、これを見ると、”身が引き締まり、ファイトが沸く”のでしょう。 それが「家訓・教育」ですよね。 私は「家訓」のない家に生まれました。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私の親父は”大工”です。 ”工務店”経営もしていました。 私の父は、長男である私に「工務店を継げ」と、言ったことはありません。 むしろ、好きなように生きろ! と、いい続けてきました。 私は、学生の頃から好きなこと探しをし、子供の頃の遊び場であった”工務店の工場”や、夏休みの遊び場であった”建設現場”での、職人さんの笑い声が楽しくて、結局、建築家になりました。 私の弟も、小さい頃から、”エンジン”が好きで、今は「フジムラオート」という、自動車チューニングの会社をしています。 笑い話ですが、家族で食事へ行き、女将さんから、「社長!」て呼ばれると、3人が振り向くのです。 私の親父は、文献を残すような人ではありません。 話して聞かすような人でもありません。 しかしながら、飲まず・打たず・買わず、汗をかいて働いてきた親父を見て育ち。 働かぬ子供がいるのでしょうか? 私は、自ら働き、働き、働くことが、私共の「家訓」だったのではないか? と、思います。 それから、私の父親は初代です。末っ子ですから、自身でなにか起こすほかなかったのだと思います。 私は2代目、私の子供が3代目。 私が遊興ばかりしていると、私の子供は乞食になる? いやいや、そういうことではなくて、何も同じ会社を継がなくとも、良いのではないか?ということです。 自ら好きな事をすれば良い。 この時代、何も自身で会社経営しなくとも良い。 研究が好きなら研究者になれば良いし、スポーツが好きならプロ選手になれば良い。 「自身が好きな事をやり、一生懸命やりなさい」 そういった事が、私共の継承のようにも思われました。 あらためて、自身への問いかけのきっかけを与えていただいた、塚本喜左衛門さまへ 感謝! 建築デザイナー 藤村 正継
by CN-JAPAN
| 2011-02-16 11:43
| 「社長のひとりごと」
|
ファン申請 |
||