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第64回 全国高校陸上競技対抗選手権大会 近畿予選会 短く言えばインターハイ 近畿予選 行ってきました。 場所は大阪・長居陸上競技場 そうです、世界陸上の舞台にもなっていました。 ↓ さすがに、素晴らしい競技場です。 京都の西京極競技場に慣れている私にとっては、海外にいったくらいの驚きです。 オーロラビジョンで選手の顔も良く見えます。 私の息子は 陸上競技といっても、投てきをしています。”砲丸投げ”です。 小学校当時、サッカークラブチームに入り、明け暮れていましたが 入学した中学校にサッカー部がなく、悩んだ末に陸上を選びました。 入部した当初は短距離をしていましたが、何かのきっかけで、顧問の先生から砲丸を進められ、それが、何か、はまって、現在の高校3年生まで、6年間続いたわけです。 中高一貫校ですので、陸上部のメンバーや顧問の先生も同じで、とても良い雰囲気のチームであると聞いています。 今日は、その集大成です。 インターハイ京都予選では、何とか自身が納得いく記録で、京都代表として、近畿予選に進んだわけです。この大会で6位以内にはいると、インターハイ全国大会へ出場。 インターハイ全国大会は陸上を初めてからの、彼の夢なのです。 それを、見届けない親はいないでしょう。 投てきは長居第2陸上競技場で行われました。 メインの競技場と比べると、やはり練習場のように見えます。 ↓ 彼が6年間、踏ん張ってきた、砲丸のサークルです。 ↓ 練習場のように見えますが、その他の競技とバッティングしないので、競技は投てきだけです。 主催者の方からのご好意で、本来なら、団体による応援は禁止されているが、他の競技がないため、選手をどしどし応援してください!とのお知らせが本番前にアナウンスされました。 ここぞとばかり、各学校のサポーターが、選手の気合 「いきま~す!」 「ハイ!!!」 と声を出します。 体育会のここちよい雰囲気になってきました。 結果は、全国大会、出場なりませんでした。 京都から、誰一人、行けませんでした。 レベルの非常に高い大会 レベルの非常に高い年代と言った方が適切かもしれません。 決勝の8名に残る最低でも15mを投げねばならない。 信じられないくらいのレベルです。 夢やぶれ、決勝を見学していた息子。 決勝も終わり、私と嫁が近づいていきました。 それに気がつき、こちらへ来る息子。 しばらくして、こらえていたのでしょうが 涙が頬をつたいました。 いや、誰にはばかることなく、声はあげませんでしたが、涙がとまらなかったようです。 堂々と泣いていました。 実力を出し切れなかったこの大会の自身。 お世話になった顧問の先生。 大きな声を出して応援してくれた後輩や仲間。 高校生活最後の投てき。 さまざまな思いが涙となって溢れたのだと思います。 この状況をみて、”悔しい”としか表現できない、私のボキャブラリーは何とも情けない。 しかしながら、悔しかったのでしょう。 初めてみた、息子の涙です。 何も、声をかけてやれなかった・・・ 振り返って考えると 私は数十年、悔し涙を流した事はありません。 それほどまでに、打ち込んだ仕事がありません。 情けない・・・ 落ち込んだり、考え込んだりすると、最近の流行りでは 「前向きに前向きに」と言った言葉で、自分をごまかし、明日を迎えようとする。 いつもごまかして、明日を迎えていた自分。 今、私の目の前で、息子は、何もごまかさず、泣いている。 自身の集大成に”悔しい”といわんばかりに、泣いている。 このような体験をした、息子を私は、誇りに思います。 ごまかして生きている大人ではない。 自身を鞭打ち、自身の夢に掛けた男の、清清しい涙に、私には見えました。 息子よ! 「この体験は、お前の心に刻まれ、これから先の人生に、必ず糧となるから!」 神様。私の息子を、私達夫婦の子供として授けていただき、ありがとうございます。 感謝。 建築デザイナー 藤村正継
by CN-JAPAN
| 2011-06-17 17:26
| 「社長のひとりごと」
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