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![]() 京都・亀岡に 建築デザイナー藤村正継がデザインいたしましたNEW SPACEがOPENしました! 「あしだ建設・NewOffice&Gallery」です。 平たく言うと、工務店さんのオフィスです。 えっ!これがっ! と、思われる方も多いと思います。 私も新しい業態であると思いますし、新しい空間であると思います。 今まで、工務店さんのオフィスは、まず、どこにあるのかわかりません。 また、ショールームを展開されている工務店さんもあるのですが、住宅展示場の小型版のような空間が多い。 私達が考え、創りだしたのは、工務店のコンセプトを全面に出した空間。 また、そのコンセプトが味わえ、体験できる空間づくりです。 建築、特に住宅や店舗は人それぞれ、型にはまったものは、ひとつとしてありません。 創造していく能力のみが、私達デザイナーや工務店に望まれています。 展示場のように、パターン化された建築ではなく オリジナリティを求める建築にこそ、工務店に依頼する意味があるのです。 その”創造力”を全面に打ち出そう、という考え方です。 「あしだ建設」のコンセプトは ”想像してみてください やさしさに包まれたなら” というコンセプトで、建築空間を造られています。 その”やさしさ”を空間で表現してみました。 和紙に包まれるようなGallery空間 ↓ ![]() お客様とのMeetingスペース ↓ ![]() 工務店Office空間 ↓ ![]() いかがですか? やさしさに包まれていただけましたか? いや、やはり、空間は写真では、わからない。 是非、この空間を体験してください。 Gallery なので、定休日以外はいつでもお入りいただけます。 場所は、京都・亀岡駅すぐ、郵便局のとなりにあります。 Opening 期間は、沖縄の陶芸家作品が展示してあります。 ↓ ![]() <少し真面目な話> 工務店のカタチが変わってきたように思う。 昨年は伊賀の「あさだ建築」さんの”まなび舎 mon(もん)”が竣工した。 monも平たく言うと工務店のオフィスであるが、料理教室や書道教室、その他お客様とのミーティングを大切にした空間である。 その空間には、工務店の技術力やデザイン力が注ぎこまれている。 (真似したいけど、降参した他社があるようです。) 「あしだ建設・NewOffice&Gallery」も同様に、あしだ建設の技術力やデザイン対応能力が注ぎこまれている。 いままで、工務店のショールームは自社がデザインできる建築物のサンプルのひとつでしか無かった。 しかし、この2つの建築物はサンプルではない、お客様への対応能力を示唆している。 今後の可能性のみを表現しているのである。 「どうぞ、私達に、無理難題をおっしゃってくださいね」 と、言わんばかりである。 この2つの空間づくり、デザインを担当させていただいた私は、幸せ者としか言うことができない。 今後の工務店のあり方、もはや模索しているのではなく、実践されている工務店が出現していると言うことである。 建築デザイナー 藤村正継 (追) 素材は私が昨今、進めている「木と土と紙」でできた建築です。 壁面・天井のベースは”漆喰左官仕上げ” 包まれる壁は”和紙” 床は”ライムストーン” 反射材として使用している竹は”白竹”です。 日本建築は「木と土と紙」で出来ている と言われています。 しかしながら、現在、そのような建築がどこにあるのでしょうか? ビニールクロスに囲まれた空間です。 この時代にもう一度、「木と土と紙」で建築しようと思います。 しかしながら、太秦映画村のように、古い日本建築を標本化するような建築ではありません。 21世紀に日本建築として成立する「木と土と紙」で出来た建築なのです。
by cn-japan
| 2011-07-03 14:53
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