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かねてより、デザイン・施工を進めてまいりました。 ケーキ店「Patisserie Pearcomely」(パティスリー・ピィアカムリー)が11月30日(月)OPENしました。 またもや、プロカメラマンの撮影がまだで、私のスナップ写真です。(お恥ずかしい) 当日、おじゃましたところ、ご覧のように、お客様で溢れておりました。 ケーキも予定していた個数は売り切れ、ケーキつくりの方が間に合わないような状況だそうです。 お店のデザインは、”赤”が好き!というオーナーの要望があり、ホワイトと赤でまとめました。 小さい店舗ですが、お客様のわがままオーダーに応えようと、オーダーカウンターもあり、工房的な洋菓子屋さんになりそうです。 小さくとも、地域に根付き、暖かい雰囲気の店になって欲しいと思ってます。 私も早速、ホールをひとついただきましたので、本日、帰って食べさせていただきます。楽しみです! 場所は、阪急電車、宝塚線、「石橋駅」東口から5分くらいです。(大阪府池田市石橋) 建築デザイナー 藤村 正継 #
by cn-japan
| 2009-11-30 20:43
「陽だまりの家-S」竣工しました。 かねてより、現場を進めてまいりました、新しいコンセプトの「陽だまりの家-S」、竣工いたしました。 まだ、残工事もあり、プロカメラマンによる撮影もまだですが、私のカメラで一部撮影しました。 竣工の翌日に引越しされ、ご主人から、丁寧にお電話を頂戴いたしました。感謝。 明るく、暖かく、広々とした、住みやすさ、のようです。 今回は鉄骨3階建て、南面よりの陽射しをいっぱい受ける、新しいかたちの「陽だまりの家」です。 南面に特徴があり、デコボコにバルコニーが張り出し、また、バルコニー床が透けて見え、多層にわたり家族が会話できます。 家の設計で一番大切にしたいのは、家族の会話、声です。 末永く住んでいただければ、幸いに存じます。 今回も設計させていただいたことに、感謝しております。 建築デザイナー 藤村 正継 #
by cn-japan
| 2009-11-29 13:24
大阪・堺市「陽だまりの家-S」新築現場 「陽だまりの家」シリーズは、最近のソーラーシステム・床暖房・高気密住宅に疑問をいだき、CN-JAPANで住宅設計を始めてから、続けてきたコンセプトの住宅です。(違うコンセプトの住宅も設計しています) ソーラーシステムを自宅の屋根にいだき、効率的な発電を推進する事に異論はありません。 ソーラーパネルを南向きに設置する事が条件になるため、どうしても南へ勾配した屋根形状にせざるをえない。ソーラーに行くまでに、もう少し、ローコストで快適な住宅が出来ないだろうか?という単純な疑問から、生み出したのが「陽だまりの家」です。 私が考える快適さ、とは、 1.昼間、照明を点けなくとも生活できる明るさがある。 2.冬場、晴れた日は太陽が差し込み、昼間は暖房に頼らなくとも良い。 3.天然素材で仕上げられており、極端に熱くも冷たくもならない素材使い。 4.盛夏はともかく、風通しが良く、窓を開ける事で暑さがしのげる。 5.家族の会話があるよう、肉声が家中で聞こえる。 以上のような事を考えました。 木造における「陽だまりの家」シリーズは、構造材である柱・梁・小屋組みを現したデザインを数多く造ってきました。たまに、おじゃますると、冬でも本当に暖かい。まさに陽だまりのような家です。 20年くらい前から、床に天然の杉材を使ってきましたが、当初は杉が柔らかい素材のため、反対する大工さんも多かった。しかしながら、仕上がってみると、既成のフローリングにある、冷たさや夏場の熱さがなく、ほどよい柔らかさを感じる足ざわりになるのです。10年くらい前に竣工した家におじゃますると、杉材が経年変化し、当初より艶がでて、スベスベしている。 自身が造ってきたものは、挑戦しているだけに、あやうい所もあるが、失敗はしていないんじゃないか。そう思うようになってきました。 「陽だまりの家」シリーズは実はしばらく封印してきました。 そんなカッコイイ言い方じゃなく、機会に恵まれなかっただけですが・・・ その名前を使う、家が造れなかった。 前置きが長くなりましたが、この家は、もともと、「陽だまりの家」シリーズを造ってみよう、と思って設計した家ではありません。 構造は鉄骨造、三階建て、私が考えてきた「陽だまりの家」の条件ではなかったのです。 現場監理で打合せを現場で行うようになり、雨の日、晴れの日、何回か現場で過ごし、こういう「陽だまりの家」もあっても良いのではないか?と考えるように至ったのです。 今までのシリーズとの違いは 1.構造が鉄骨である。(準耐火建築物になるので、外壁・内壁とも不燃材で被服しなければならない) 2.仕上げが天然素材ではない。(床はウォールナットの天然素材ですが、既成品という意味です) 3.家具なども既成品である。(決して安物ではありません。メーカー特注という意味です。) そういった条件があったため、自身も気づいてなかったのです。 現場シートで包まれているため、写真では全容がまだお見せできませんが(新車が覆面をしてサーキットテストしているみたいでしょ)、中に入ると非常に明るい。また、暖かい。南側のテラスが特徴的なのですが、1階~3階まで、南側テラスへ出ると、家族が肉声で会話できる。しかもプライバシーはRCの南壁で守られている。 これは「陽だまりの家」ではないか。 そう思うようになったのです。多分、自身は陽だまりが好きなのでしょう。子供の頃、縁側で良く昼寝した。 自然と陽だまりのような空間を造っていた。のだと思います。 木造でもない、自然素材でもない、新しい「陽だまりの家」2009年11月末日、完成します。 建築デザイナー 藤村 これが自身の道かな? #
by cn-japan
| 2009-11-08 14:22
三重県伊賀上野で建築中の現場その2です。 上棟が完了し、次に屋根じまい(屋根を仕上げる事)も完了、いよいよ外壁という工程になります。 これは、木造建築、ほとんどの場合順序は同じです。 この現場、注目してください! 壁下地に竹を編んでいるのがお分かりになるかと思います。 これは、竹小舞(現場ではエツリと言います)といって古くから土壁の下地に用いられた工法を今回は用いてます。 下地は仕上げと関係が深く、もちろんクロス壁には使いません。土壁特有の下地です。 最近良く耳にされる、けいそう土を左官するときにも、ほとんど使いません。 今回は徹底的に土壁にこだわった結果、下地もエツリすることに決まりました。 もちろん、時間も経費もより多く費やしますが、仕上がりが違います。 今回は外壁・内壁とも「土佐しっくい」で仕上げます。 土佐しっくいは、名前の通り、高知県から送ってきます。 下地左官から仕上げ左官まで8重塗りの工程を経て、美しい土壁が仕上がります。 塗り終わってから、水滴が表面に出るため、数ヶ月、何回ともなく、ふき取る作業も必要です。 そんなに手間をかけて左官する必要があるのか? 私は、21世紀初頭にこのような仕事をしてゆく必要があると思ってます。 昨年、西澤邸の柱を継ぎ手を用いて補修したように、大工の技術、左官の技術は数百年に及ぶ積み重ねです。その技術を21世紀初頭で終わらせるのには、とってももったいない、と思うのです。 100年後、この建物の改修をだれかが受け持った時、さすが100年前の職人さんは凄い! なんて思って欲しいし、技術を学んで欲しい。 そんな思いで現場に望んでおります。 またまた、工程が進むにつれ、報告いたします。 楽しみな現場でしょ? 建築デザイナー 藤村 正継 #
by cn-japan
| 2009-10-26 20:20
三重県・上野市、伊賀にて「あさだ建築・赤門サロン」建築中です。 伊賀、忍者の里、というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、松尾芭蕉の生誕地であり、上野城下町、昭和40年代には、中心部である役所やその他の施設を板倉準三に設計依頼したような、文化的な一面もあります。 この地の中心街、丸の内に、「あさだ建築」様が本拠地を建築しようというプロジェクトで設計デザインを賜りました。㈲あさだ建築、麻田宗良社長とは、伊賀「ゆめが丘の家」プロジェクトからのお付き合いで、プラーベートでも、イタリアへご一緒させていただいたり、GOLFへ同行させていただいたりの仲です。 もちろん仕事でも、西澤邸改修工事をはじめ、いろいろな面でお世話になっております。 このサロンは、1階がイタリア(プーリア料理)の料理教室、2階があさだ建築オフィスと建築サロン、として使用されます。文化的な匂いがプンプンする建物です。 赤門というのは仮称ですが、近くに藩校があり、赤門と呼ばれています。 建築様式もまったくといっていいくらい、過剰なデザインは避け、シンプルで素材感の溢れる建物として設計しました。 木造2階建て、真壁、土壁左官仕上げ(竹小舞を編みます)、木材は国産材、手刻みによる。 まだまだ日本の建築職人健在! といった建物です。 こんな仕事がしたかったのです、私は。 日本の技術が好き、職人が好き、空間・感性が好き。 小さいけれど、大きな意味のある建物に仕上げたいと思います。 まだまだ、建前が完了したばかりで、よくわからない写真だと思いますが、もう現場監理は始まっております。 本日は、2階の照明計画の打合せ、この時点で配線計画をしておかないと、2階の梁や野地板に配線が見える事になります。 建築は、構造と仕上げと設備でできている。それが同時進行するんですね。 デザインナーや建築家をいらない、とおっしゃる方にも出会いますが、 このように、地道な打合せを積み重ねております。 建築デザイナー 藤村 職人 #
by cn-japan
| 2009-10-02 11:44
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